お知らせ
6.72018
グランドセイコー SBGA211
セイコー独自の技術の結晶、スプリングドライブ。
これはゼンマイが解ける力を利用して時間を刻むのは機械式時計と同じですが、効率の落ちてしまう脱進機をテンプの振動に合わせて動かすことによって時間を刻む機械式時計に対して、スプリングドライブではそのゼンマイが解ける力を利用して発電したわずかな電力を用いて水晶振動子と集積回路を動かし、これによって制御される電磁ブレーキによって輪列の回転速度を最適化しています。
すなわち、機械式時計並みの強いトルクを持っているから太く、厚い針を載せられる。
そしてクオーツが制御しているから機械式時計とは比較にならない程の高精度が期待できる逸品です。
また時の流れは本来連続的なもの、脱進機を使わないスプリングドライブでは、これを可視化する完全なスイープ運針が実現でき、こんなにも素晴らしいメリットを持つスプリングドライブは、グランドセイコーのムーブメントに相応しいものとして、積極的に採用されてきました。そんなスプリングドライブを搭載したグランドセイコーの中でも、純白の「信州の雪白ダイヤル」と呼ばれる文字盤を採用したのがこのSBGA211です。
厳しい寒さによって生じる雪面のザラザラとしたニュアンスを再現したその文字盤上に、ダイヤモンドカッターで形成されたシルバーのバーインデックスとドルフィン型長短針が鋭く光を跳ね返すことで文字盤から浮き上があって見え、視認性に素晴らしい効果をもたらしています。
そして文字盤に対して強いコントラストを成すブルースチールの秒針は、スプリングドライブならではのスイープ運針を際立たせており、その音の無い世界はスプリングドライブの故郷である信州の一面の新雪を思わせると共に、その地へのセイコーの深い愛情を感じさせます。
ケースやブレスレットにはステンレススチールより30%軽量で耐傷性・耐食性に優れるとセイコーが説明するブライトチタンを採用。
ブレスレットを含めて100gという重量は、ケース径41mm、厚さ12.5mmという現代的でありながら大き過ぎないケースサイズと相まって一際軽やかであり、快適な装着感を約束します。
このグランドセイコーならではの伝統と最新技術が高度に融合した、グランドセイコーならではの時計は、まさに日本が誇る腕時計の姿を体現した1本といえるでしょう。
品 番:SBGA211
ケース素材:ステンレス(SS)
ケース直径:41 mm
ベルト:ステンレス(SS)
防 水:日常生活用強化防水(10気圧)
駆動方式:スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
ダイアルカラー:ホワイト
重 量:100.0 g
価 格:¥620,000+税