お知らせ
12.132018
ブルガリブルガリ/BBP40C3CGLDのご紹介
ブルガリのブランドを象徴するブルガリブルガリの人気モデルをご紹介します。
1977年に登場して以来、様々な進化を見せながらも、ブルガリを代表するアイコンとして、常に時代をリードしてきたブルガリブルガリ。
その基本的なデザインは、古代ローマのコインにインスピレーションを得て生まれたコイン型のケース、フラットなベゼルに刻まれたブルガリのロゴ、12と6のインデックスにのみ数字を配置し、他をバーでそろえたインデックス。
誕生当時、極めてモダンに見えたはずのこのブルガリブルガリのデザインは、そのサイズとディテールの調整、そして時として大胆な素材使いを取り入れながら、21世紀の現代においても全く色褪せることなく、登場当初に等しく先進的で都会的、そして刺激的であり続けています。
この時代を越えた傑作が、こうして今日もトップジュエラー、ブルガリのカタログの柱のひとつであり続けているという事実が、どれだけ特別なことなのか、とてもここに語り尽くす事は出来ないと思えてなりません。
そんなブルガリブルガリは1980年代初頭、初めてゴールド以外の素材で作られました。
伝統を守りながらも、決して柔軟さを失わないこのメゾンは、ステンレススチールでブルガリブルガリを製作、超富裕層の為だけのプロダクトではない事を強調して見せたのです。
そしてブルガリの名声が全世界に響き渡った1990年代以降は、寄せられる需要の多様化を背景として、プラスチックやアルミニウムのケースを生産するなど、大胆な挑戦を続けながら、ブルガリブルガリはその輝きを増していったのです。
こちらにご紹介するのは、そんなブルガリの柔軟性が生んだ、カーボンゴールドで作られたブルガリブルガリ。
カーボン素材は軽くて頑丈であり、時計ケースとして優れた特性を持ちながらも、その分成型が困難なことから、近年まではあまり使われる事が無かった素材ですが、マニュファクチュール・ブルガリのウォッチメイキング技術は、極めて精密な外観をカーボンケースに与えています。
40㎜という直径に細めのベゼル、そして深いブルーを呈する文字盤とリューズやインデックス、針等に配されたピンクゴールドの織りなす外装には、現代的なエッジと気品ある色香が溢れており、「色の魔術師」とも呼ばれるブルガリならではの微調整の妙には、もはや感心するしかありません。
そしてこのタイムピースに更なる個性を与えるのが、折り込みのレザー製ブレスレット。
1970年代を知る人には懐かしさすら感じさせる、この「現代に失われた意匠」の採用は、大胆としか表現のしようがありませんが、ここにもまた配色の妙があり、伝統の継承があり、絶妙な質感の調整が光っている。
全面的に褒め過ぎてしまった感が有りますが、これだけ濃厚なブルガリの個性を、この価格で手に入れられるのは素晴らしい事と、素直にそう感じます。
品番:BBP40C3CGLD
ムームブメント:自動巻き
防水:30M
ベルト:レザー
価 格:¥335,000+税