オメガのシーマスターシリーズから価値ある一本のご紹介です。

現代のオメガが当たり前のように繰り返す素晴らしい革新の数々は、時の経過とともに更なる加速を生んでおり、プロダクトそのものの品質向上も相まって、もはや他のウォッチメゾンと比較すべきではないとも思える程に、刺激に満ちたものです。

最近のオメガによるプレスリリースや広告だけでは、とてもその魅力を伝えられていないようにすら感じる程に独自性に満ち、かつ全てが実際にユーザーに具体的なメリットをもたらすものでもありますが、現在におけるその集大成のひとつが、このシーマスター プラネットオーシャン ディープブラックといえるでしょう。

2013年、オメガはスピードマスター ムーンウォッチ ダークサイド・オブ・ザ・ムーンによって、世界で初めて金属製のコアを持たない単一のセラミックから削り出したウォッチケースの製造に成功しました。

そしてこの革新から僅か3年後には、新たなるケースの気密性確保に関する革新、ナイヤード・ロック・システムによって、セラミック製のシーマスター プラネットオーシャンの製造に成功したのです。

水深300mの海の色を表現した、とはオメガによるディープブラックの説明ですが、オールブラックの外装は極めて精悍なイメージであり、かつスチールよりも軽く、高い硬度を持つセラミックは、装着感、耐傷性の点でも大きなメリットを持っています。

オメガの自社製基幹ムーブメント、キャリバー8500から発展してGMT機能を付加されたキャリバー8906を搭載し、フリースプラングテンプやシリコンヒゲゼンマイ、ダブルバレルによる60時間パワーリザーブや極めて安定した精度、二ヴァガウス採用による超高耐磁性能といったベースムーブメントの基礎体力に加え、これを実際にケースに収めた製品の状態でその発揮する精度安定性、防水性能、耐磁性能、そして付加機能の性能にまで厳格な検査が行われ、これをパスしたもののみが得られるマスタークロノメーターを所得している点も、ここではとても表現しきれない程のメリットをユーザーにもたらすものといえます。

またこのモデル以前のプラネットオーシャンGMTにおいては、回転ベゼルが24時間刻みのGMT用のものとなっていましたが、ダイバーズウォッチとしてのアイデンティティを明瞭にするディープブラックでは、24時間のスケールを文字盤外周に移すことでダイビングベゼルに改められており、これもオメガ独自の革新である、リキッドメタルによる明瞭なベゼルのインデックスは、水中での視認性をより確かなものにしています。

また夜光塗料はブルーに発光するスーパールミノバを基本としていますが、ベゼルのルミナスポイントと長針、すなわち水中で確認が必要なエレメントのみにグリーンに発光するものに置き換えている点も是非注目していただきたいと思います。

このシーマスター プラネットオーシャン ディープブラックは、あらゆる進化が加速を続ける現代の時計市場において、現時点における一つの頂点を極めたダイバーズウォッチであることに、疑う余地はないでしょう。

品番：215.92.46.22.01.001
ムームブメント：自動巻き
ケースサイズ：45.5mm
防水：600M
ベルト：ラバー
価　格：￥1,250,000＋税

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